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RETIO判例検索システム

その他 - 登記・司法書士の責任 該当件数 42件

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No. 判決日 裁判所名 概要 RETIO
1 H27.6.16 東京地裁 相続により土地を取得した所有者が、亡父から売買により土地の所有権移転登記を経由した会社及び同社から所有権移転登記を経由した買主、並びに当該買主を債務者とする抵当権設定登記を経由した保証会社に対し、亡父との間の売買契約は成立していないとして、所有権移転登記及び抵当権設定登記の各抹消登記手続を求めた事案において、登記申請書類等は亡父になりすました第三者が作成したものであり、売買契約書等も亡父が作成したものではないと認められるなどとして、その請求が認容された事例
RETIO 103-100
2 H25.12.25 横浜地裁 購入土地の登記申請を司法書士に依頼した買主が、所有者の名をかたった無権利者の売主に売買代金相当額を騙し取られたとして、損害賠償を求めた事案において、売主側と面談して真の所有者か否かを確認するよう買主から委任されたとは認められないし、果たすべき義務を果たした司法書士が結果として自称売主が土地所有者本人でないことを看過したとしても、注意義務違反があったとは認められないとして請求が棄却された事例
RETIO 94-104
3 H25.3.14 東京地裁 売買代金の着金が確認できないながら所有権移転登記を承諾した売主が、買主の売買代金不払を理由として、買主に対し同登記抹消と損害賠償を、譲渡担保設定者に対し所有権移転登記の抹消を求めた事案において、売買代金支払前の所有権移転の合意はなく、また、譲渡担保設定者には民法94条2項の類推適用はあたらないとして、請求が全部認容された事例
RETIO 101-112
4 H24.4.17 東京高裁 土地の買主に購入資金を貸し付けた金融業者が、土地の前々所有者による不正登記防止の申出等により根抵当権設定登記申請が却下されたのは、当該登記申請手続きを委任した司法書士の職務上の過失によるものであるとして損害賠償を求めたところ、原審で棄却されたことから控訴した事案において、委任契約の内容として、司法書士に土地の前々所有者である訴外人の登記意思を確認する義務があったとはいえないとして棄却した事例から控訴した事案において、委任契約の内容として、司法書士に土地の前々所有者である訴外人の登記意思を確認する義務があったとはいえないとして棄却した事例
RETIO 90-158
5 H22.12.16 最高裁 土地の所有権が、贈与、相続により順次移転している場合に、真正な登記名義の回復を原因として、直接元所有者に持分移転登記手続を請求することは許されないとした事例
RETIO 81-070
6 H22.3.9 東京地裁 いわゆる公図混乱地域における土地を購入した買主が公図上の土地所有者から土地明渡しを求められたことから、売主及び仲介業者に対し契約解除、損害賠償等を求めた事案において、将来所有権をめぐる紛争が生じる可能性が存することは瑕疵であるとして、仲介業者に対する説明義務違反を理由とする損害賠償請求の一部を認め、売主に対する契約解除及び損害賠償請求等は、当該瑕疵は売買目的を達成できない程ではなく、また損害賠償請求権は除斥期間経過により消滅しているとしてその請求を棄却した事例
RETIO 80-132
7 H21.10.29 東京地裁 認知症に罹患していたXから土地・建物を購入したY1およびY1から転売を受けたY2に対し、X(成年後見人Z)から、X-Y1間の売買は無効であり、よってY1とY2間の売買契約も無効であるとして、所有権移転登記の抹消を求め認められた事例
RETIO 79-102
8 H21.2.19 名古屋高裁 土地の所有(共有)名義人に対する真正な登記名義の回復を原因とする所有権移転登記手続請求訴訟の確定勝訴判決を得た者が同手続未了の間は、抹消予告登記が残存し、所有名義人は外観上も真の権利者であるとは言えないから、同名義人から根抵当権設定登記を受けた者は、勝訴権利者に対し、外観を信頼した者を保護するための民法94条2項の類推適用を主張できないとされた事例
RETIO 75-058
9 H20.12.24 東京地裁 90歳の高齢者が所有不動産に関し著しく不利な条件で締結した売買契約について、契約を締結したことはなく、売却代金も受け取っていない、仮に締結していたとしても、契約当時意思能力を欠いていたから無効であると主張して、所有権移転登記と根抵当権設定登記等の抹消登記手続を求めた事案において、契約の締結については認定の上、売主は契約当時意思能力を欠いていたとして売買契約を無効とし、意思能力を欠いていた売主が買主名義の所有権移転登記の作出に積極的に関与したと評価するのは相当でないとして、民法94条2項の類推適用を否定し、所有権移転登記及び根抵当権設定登記等の抹消登記手続を認めた事例
RETIO 76-080
10 H20.12.11 最高裁 遺産分割調停調書に、相続人が遺産取得の代償としてその所有する建物を他の相続人に譲渡する旨の条項がある場合において、上記調書を添付してされた上記建物の所有権移転登記申請につき、登記原因証明情報の提供を欠くことを理由に却下した処分が違法とされた事例
RETIO 75-064
11 H20.11.27 東京地裁 土地売買の所有権移転手続において、権利証がなかったことから、本人確認情報提供制度に基づき、司法書士が運転免許証により本人確認を行ったが、その免許証の外観、形状の確認が不十分なものであり、偽造運転免許証であることを発見できなかった過失があるとして、不法行為責任が認められた事例
RETIO 78-124
12 H19.7.18 さいたま地裁 不動産売買に基づく所有権移転登記手続について、売主より嘱託を受けた司法書士に、売主の所有権移転登記意思の確認を怠った過失がある場合に、買主に対し不法行為に基づく損害賠償責任があるとされた事例
RETIO 74-114
13 H19.6.15 東京地裁 中間省略登記申請について、申請情報と登記原因証明情報の不一致を理由として申請を却下した登記官の処分が適用とされた事例
RETIO 72-080
14 H18.2.23 最高裁 不実の所有権移転登記がされたことにつき、所有者が当該移転登記の抹消を請求した事案において、不動産の権利証を預け、売買の意思がないのに売買契約書に署名押印するなど所有者にも重い帰責性があるとして、民法94条2項、110条を類推適用すべきものとされた事例
(控訴審 H15.3.28 福岡高裁 RETIO61-74)

RETIO 66-040
15 H17.12.21 大阪地裁 司法書士である被告人が、依頼者と共謀して痴呆状態にある土地の所有者に無断で、所有権移転登記を経由するため、本人名義の委任状や「登記原因証明情報」を偽造・行使し、登記官に虚偽の「本人確認情報」を提供した事案において、専門家としての司法書士の職業倫理に甚だしく背き、不動産登記法の改正により新設された制度を早くも悪用したなどと指摘して、懲役1年3カ月の実刑判決が言い渡された事例
RETIO 64-080
16 H17.12.15 最高裁 相続を原因として共同相続人の1人に対してなされた所有権移転登記が、実体関係に符合しないとして他の相続人が是正を求める方法として、更正登記手続の方法によることはできず、当該登記の全部抹消登記手続によるべきものとされた事例
取判 406-407
17 H17.12.5 大阪地裁 登記官には登記済証の受付日に使用されていた登記済印の印影と登記済証上の登記済印の印影との同一性を確認する注意義務があり、司法書士には、特段の事情がない限り、登記済印の印影の真正さを確認する注意義務はないとされた事例
取判 96-97
18 H17.11.29 東京地裁 抹消された抵当権が、抵当権抹消登記回復登記手続の承諾請求訴訟の結果、回復登記され、根抵当権設定登記が後順位となり、その後の競売による配当が少額になったことから、抵当権の抹消手続の依頼者が、抵当権の抹消手続申請に際し、司法書士事務所の職員が登記済証の真否、登記意思の確認を怠った過失があったとして、司法書士に対して損害の賠償を求めた事案において、司法書士の不法行為責任が認められた事例
RETIO 68-070
19 H16.11.17 大阪高裁 不動産所有者に無断で持分移転登記がなされていることを知りながら、所有者が破産宣告を受けた際にその持分を破産管財人に申告していなかったことをもって、所有者が不実の外観を承諾していたことが認められるとして、民法第94条第2項の類推適用により善意の第三者が保護された事例
取判 9-10
20 H16.8.31 東京高裁 都市計画法40条に基づき宅地開発区域内の公園用地が地方公共団体に帰属しているにもかかわらず、地方公共団体への所有権移転登記が経由されていないのに乗じて、開発業者の債権者らがこれを買い受け、所有権移転登記等を取得した事案において、このような買受人等は、背信的悪意者に該当し、地方公共団体の登記の欠缺を主張する正当な利益を有する第三者に当たらないとされた事例
RETIO 62-052
21 H16.8.6 東京地裁 所有者の名を騙った無権利者の売主から不動産を購入した買主が、司法書士に対して、登記済証及び印鑑登録証明書等が偽造文書であったにもかかわらず、それを看過して売主の本人確認を怠ったとして、債務不履行ないし不法行為に基づく損害賠償を求めた事案において、過失相殺を8割5分とする損害賠償請求が認められた事例
(控訴審 H17.9.14 東京高裁 一審原告控訴棄却、一審被告敗訴部分取消、一審原告請求棄却)

RETIO 65-060
22 H16.7.6 大阪高裁 不動産が甲→乙→丙と転売された場合に、甲の登記名義回復請求に対し、丙は売買代金未返還を理由とする同時履行の抗弁権を主張できるとした事例
RETIO 64-064
23 H16.6.8 最高裁 土地売買契約の当事者双方から所有権移転登記手続についての代理を嘱託された司法書士が、本件土地について実体的所有関係を確定することができない等と述べて嘱託を拒んだことにつき、正当な事由がないとして、土地売主の司法書士に対する損害賠償請求が一部容認された事例
RETIO 61-070
24 H15.10.28 東京地裁 金融業者が、貸付の担保として根抵当権設定仮登記等を設定することになっていた土地の所有者になりすました者に、貸付金を詐取されたことにつき、司法書士に担保権設定者が当該不動産の所有者本人であることを確認すべき義務を怠った過失があるとして求めた、不法行為に基づく損害賠償請求が棄却された事例
RETIO 61-088
25 H15.6.13 最高裁 不動産の所有者から交付を受けた登記済証、白紙委任状等を利用して不実の所有権移転登記がされた場合において、所有者が虚偽の外観の作出に関与しておらず、放置していたとも言えないとして、所有者に対し所有権が移転したことを善意無過失の第三者が対抗し得ないとされた事例
RETIO 57-134
26 H15.3.28 福岡高裁 代理人が本人名義の不動産を勝手に自己名義にしたうえ、これを第三者に売却した場合に、民法110条(権限外の行為の表見代理)を類推適用することができるとされた事例
(上告審 H18.2.23 最高裁 上告棄却 RETIO66-40)

RETIO 61-074
27 H13.5.10 東京地裁 自称土地所有者から土地を購入する契約を締結した買主宅建業者が、所有権移転登記申請手続を委任した司法書士に対し、登記済証の偽造等を看過したため代金を騙し取られたとして損害賠償を請求した事案において、司法書士に債務不履行責任として損害額の4割(過失相殺6割)の金額の支払が命じられた事例
RETIO 53-070
28 H12.12.26 仙台高裁 司法書士には、後順位の抵当権との関係における、条件付所有権移転仮登記と担保仮登記との効力の相違につき具体的に説明するまでの義務はないとされた事例
取判 281-282
29 H12.11.30 千葉地裁 業者の媒介により土地を購入したが、当該土地は偽造された印鑑証明書などを用いて売主の前所有者に登記を移転したものであったため、所有権移転登記を抹消され紛争となった事案において、媒介業者に対しては、疑問を抱かせるような事情があったのに、売買の危険性について助言すべき義務を怠ったとして、また、国に対しては、登記事務の執行につき過失があったとして、損害賠償を命じた事例
RETIO 49-069
30 H12.11.30 千葉地裁 所有権移転登記手続申請に添付された偽造の印鑑証明書を看過して、登記申請を受理した登記官に過失があったとして、国の国家賠償責任が認められた事例
RETIO 56-083
31 H12.7.27 東京高裁 債務者が従前登記名義人であって、差押えを逃れるために名義を変更した不動産について、詐害行為取消権を行使して処分禁止の仮処分の登記を経由した一般債権者が、真の所有者との関係で民法第94条第2項の善意の第三者として保護されるべき、当該不動産につき法律上の利害関係を有するに至った者とはいえないとされた事例
取判 9
32 H12.4.10 名古屋地裁 所有権移転登記及び根抵当権設定登記手続の委任を受けた司法書士が、登記義務者の登記済権利書に代わる保証書を作成する際に、身分証明書の提出を求める等、登記義務者の本人確認を怠ったことが善管注意義務違反にあたるとされた事例
取判 91
33 H10.11.30 水戸地裁 残代金の支払いを「融資実行日所有権移転登記手続完了時」に行うとした土地売買契約したが、売主が登記済権利証を紛失したため保証書より登記を移転しようとした事案において、その履行期は保証書による移転登記の確認のためのはがきが法務局に返送された時であるとされた事例
RETIO 45-073
34 H10.11.27 東京地裁 前所有者から土地を賃借し、建物を建てて占有している者に対しては、当該建物の所在地番の表示が誤って登記されたとしても、建物の同一性を認識できるような軽微なもので更正登記が容易であれば、前所有者から競売により土地の所有権を取得し、建物の収去と土地の明渡しを求めた者に対して、借地借家法10条1項に基づき賃借権を対抗できるとした事例
RETIO 47-066
35 H10.7.16 東京高裁 抵当権を不法に抹消された後、当該不動産の所有権を取得し、登記を移転しても、抵当権設定者がその外形を作出し、又は放置容認していた場合でなければ、民法94条2項を類推適用する余地はないとされた事例
RETIO 42-050
36 H8.12.26 東京地裁 土地所有者の知らない間に委任状が変造されて、登記が移転し、さらに転売された場合において、同登記は原因を欠く無効の登記であり、かつ、権利者には帰責性がなく、転買人には過失があるから、民法94条2項の類推適用は認められないとして、権利者の真正な登記名義の回復を原因とする移転登記請求が認容された事例
RETIO 39-041
37 H8.12.19 福岡高裁 偽造印鑑の印鑑登録証明書を持参した者を、真の土地所有者と誤信して土地を買い受け、代金の一部を支払ったところ、真の所有者からの提訴により敗訴したため、同印鑑登録証明書を発行した市に対し、損害賠償を求めた事案において、同事務担当者に国家賠償法一条一項の過失はなかったとして、請求を棄却した事例
RETIO 39-054
38 H8.9.4 熊本地裁 賃貸借契約の媒介において、媒介業者が登記簿謄本の調査を怠って、差押登記の存在を看過したため、後日借主が建物明渡しを余儀なくされた事案において、媒介業者は差押登記の有無を確認する注意義務を怠ったとして、敷金、礼金、引越費用の支払いを命じた事例
RETIO 45-075
39 H8.8.28 東京高裁 子が無断で書類を作成して印鑑登録証明書の交付を受け、土地を無断処分したので、別訴においてその登記を抹消したが、印鑑登録をした市の過失により損害を受けたとして、市に対し訴訟費用の賠償を求めた事案において、市に過失はなかったとして請求を棄却した事例
RETIO 38-057
40 H8.7.12 東京地裁 土地売買契約締結後引渡前に売主業者が目的物件に根抵当権登記を付したのに、媒介業者が調査確認をしないまま、買主が残代金を支払って、売主業者がその後倒産し、買主が根抵当権の極度額の損害を受けた場合において、媒介業者に登記簿閲覧等の調査義務違反があるとされたが、買主にも過失があるとして、5割を相殺された事例
RETIO 37-069
41 H7.12.18 東京地裁 偽造の契約書による違法な仮差押登記がなされたことにより、著しい営業損害及び信用被害を受けたとして不法行為による損害賠償を求めた事案において、2億円の支払いが命じられた事例
RETIO 36-059
42 S62.8.31 東京高裁 公図は、作成当時の測量技術が未熟であることから不正確なものであり、その証拠価値は、他の物的、人的証拠の存在によってはじめて決まるものであるとされた事例
RETIO 08-019
RETIO (一財)不動産適正取引推進機構 機関誌
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その他の裁判例 不動産取引の紛争と裁判例(増補版)