最新・宅地建物取引業法 法令集
221/242

(別添2)第35条第1項関係重要事項説明(売買・交換)別添の重要事項説明書は、冒頭に記載の不動産について、当該不動産を取得しようとする者があらかじめ知っておくべき最小限の事項を列記したものです。宅地建物取引業法第35条には、宅地建物取引業者の義務として、宅地建物取引士によって書面を交付して説明しなければならない一定の事項が掲げられており、重要事項説明書はこの義務に対応するものです。重要事項説明の内容は大別すると「Ⅰ対象となる宅地又は建物に直接関係する事項」と「Ⅱ取引条件に関する事項」に分けられます。なお、宅地建物取引業法第35条以外に同法第34条第2項及び第35条の2で説明が義務付けられている事項を冒頭及び「Ⅲその他の事項」で併せて説明いたします。取引の態様(宅地建物取引業法第34条第2項)Ⅰ対象となる宅地又は建物に直接関係する事項1登記記録に記録された事項2都市計画法、建築基準法等の法令に基づく制限の概要3私道に関する負担に関する事項4飲用水・電気・ガスの供給施設及び排水施設の整備状況5宅地造成又は建物建築の工事完了時における形状、構造等(未完成物件のとき)6建物状況調査の実施の有無及び実施している場合におけるその結果の概要(既存の建物のとき)7建物の建築及び維持保全の状況に関する書類の保存の状況(既存の建物のとき)8当該宅地建物が造成宅地防災区域内か否か9当該宅地建物が土砂災害警戒区域内か否か10当該宅地建物が津波災害警戒区域内か否か11石綿使用調査の内容12耐震診断の内容13住宅性能評価を受けた新築住宅である場合Ⅱ取引条件に関する事項1代金及び交換差金以外に授受される金額2契約の解除に関する事項3損害賠償額の予定又は違約金に関する事項4手付金等の保全措置の概要(業者が自ら売主の場合)5支払金又は預り金の保全措置の概要6金銭の貸借のあっせん7瑕疵担保責任の履行に関する措置の概要8割賦販売に係る事項Ⅲその他の事項1供託所等に関する説明(宅地建物取引業法第35条の2)いずれも取引に当たっての判断に影響を与える重要な事項ですので、説明をよくお聞きいただき、十分ご理解の上、意思決定をして下さるようお願いいたします。重要事項説明(区分所有建物の売買・交換)別添の重要事項説明書は、冒頭に記載の不動産について、当該不動産を取得しようとする者があらかじめ知っておくべき最小限の事項を列記したものです。宅地建物取引業法第35条には、宅地建物取引業者の義務として、宅地建物取士によって書面を交付して説明しなければならない一定の事項が掲げられており、重要事項説明書はこの義務に対応するものです。重要事項説明の内容は大別すると「Ⅰ対象となる宅地又は建物に直接関係する事項」と「Ⅱ取引条件に関する事項」に分けられます。なお、宅地建物取引業法第35条以外に同法第34条第2項及び第35条の2で説明が義務付けられている事項を冒頭及び「Ⅲその他の事項」で併せて説明いたします。取引の態様(宅地建物取引業法第34条第2項)Ⅰ対象となる宅地又は建物に直接関係する事項1登記記録に記録された事項2都市計画法、建築基準法等の法令に基づく制限の概要3私道に関する負担に関する事項4飲用水・電気・ガスの供給施設及び排水施設の整備状況5宅地造成又は建物建築の工事完了時における形状、構造等(未完成物件のとき)6一棟の建物又はその敷地に関する権利及びこれらの管理・使用に関する事項7建物状況調査の実施の有無及び実施している場合におけるその結果の概要(既存の建物のとき)8建物の建築及び維持保全の状況に関する書類の保存の状況(既存の建物のとき)9当該宅地建物が造成宅地防災区域内か否か10当該宅地建物が土砂災害警戒区域内か否か11当該宅地建物が津波災害警戒区域内か否か12石綿使用調査の内容13耐震診断の内容14住宅性能評価を受けた新築住宅である場合Ⅱ取引条件に関する事項1代金及び交換差金以外に授受される金額2契約の解除に関する事項3損害賠償額の予定又は違約金に関する事項4手付金等の保全措置の概要(業者が自ら売主の場合)5支払金又は預り金の保全措置の概要6金銭の貸借のあっせん7瑕疵担保責任の履行に関する措置の概要8割賦販売に係る事項Ⅲその他の事項1供託所等に関する説明(宅地建物取引業法第35条の2)いずれも取引に当たっての判断に影響を与える重要な事項ですので、説明をよくお聞きいただき、十分ご理解の上、意思決定をして下さるようお願いいたします。− 218 −

元のページ  ../index.html#221

このブックを見る