ここでは、機関誌「RETIO」に掲載された判例を紹介します。
RETIO No.117 2020.春
< 売買に関するもの > | ||
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1 暴利行為 売買金額が著しく廉価であり当初の売買契約が無効であったとして、転得者の元所有者に対する明渡請求が棄却された事例 |
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2 手附解除期限特約の有効性 売主が宅建業者である場合の手附解除期限特約は、宅建業法39条2項違反により無効とされた事例 |
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3 敷地内残存物と契約の履行 埋設管を撤去しなかったとして決済に応じなかった買主業者に対する売主の違約解除が認められた事例 |
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4 通行掘削承諾書の交付義務 売主が交付した私道通行掘削承諾書が買主宛てでなく前所有者であったため買主が契約解除を主張したが棄却された事例 |
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5 不同沈下 適切な地盤改良又は基礎選定が行われず不同沈下が発生したとして売主業者に瑕疵担保責任が認められた事例 |
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6 収益物件の瑕疵担保責任 中古賃貸マンションの売買において、床の腐食等を隠れた瑕疵と認め、自転車置場の支柱の腐食等は経年劣化として棄却した事例 |
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7 マンションの排水設備の瑕疵 中古マンションの売買において、買主が主張する排水不良は経年相応として、損害賠償請求が棄却された事例 |
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8 消費税の説明義務 消費税相当額を含めない売買代金により売主が損害を被ったとして媒介業者に求めた損害賠償請求が棄却された事例 |
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9 外国人に対する説明責任 日本語が理解できない買主が求めた、融資特約に基づく手付金返還請求等が棄却された事例 |
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10 売買価格の説明義務 売主が媒介業者及び買主業者に対し、廉価にて契約締結させられたとして損害賠償を求めたが棄却された事例 |
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< 賃貸借に関するもの > | ||
11 特約の効力の説明責任 賃貸管理委託契約の受託者には賃貸借契約書の倒産解除条項が無効である等の助言義務があるとした貸主の損害賠償請求が棄却された事例 |
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12 周辺環境の説明義務 近隣に遺体一時保管施設が存在することを理由とした中古マンションの買主の売主・媒介業者に対する損害賠償請求が棄却された事例 |
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13 貸主の修繕義務 賃貸マンションの賃借人の建物設備の修繕請求が一部認められた事例 |
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14 老朽化と賃貸借契約の終了 建物の耐震性能不足による賃貸借契約終了の賃借人主張が否定され、賃借人の原状回復未了に伴う賃貸人の違約金請求等が認められた事例 |
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15 造作買取請求 原状回復を免除された賃借人が、賃貸人等に求めた造作買取や不当利得返還の請求が棄却された事例 |
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16 排水管の地役権 所有地を通る隣地所有者の排水管の撤去請求が棄却された事例 |
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